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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
【製作・監督】若松孝二 坂井真紀 ARATA 並木愛枝 【ナレーション】原田芳雄
浅間山荘の5人が、事件の中心人物じゃないことに衝撃を受けた。
本当の平和、人間の弱さ、思想の恐ろしさ、色々考えさせられる。
オススメ度…★★★★/☆
| あ ら す じ |
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ベトナム戦争、パリの5月革命、中国文化大革命…。 坂口弘や永田洋子をはじめ、革命戦士を志す若者たちが山岳ベースでの訓練を開始。 |
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感 想
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でも、この映画の本質は「リンチ」の凄惨さではなく、なぜ若者達がそういう行動を起こしてしまったか。浅間山荘にいたるまでに何があったのか、ということ。(エラそうに言ってますが、私は数年前まで浅間山荘の事件についてほとんど無知でした…) だって、彼らは極悪人じゃない。むしろ「世界を良くしよう」「幸せな世の中を作ろう」という熱い理想は、他の民間人よりも強く持っていた志高き若者ばかり。そのエネルギーが、そのままの勢いで、方向を失ってしまったのか。同士殺人が始まってしまう。この映画は、報道で見ていると、何とも恐ろしい「過激派」な彼らも、実はごく普通の1人の若者だと教えてくれる。森と永田はともかく、他のメンバーの位置づけなら、あの時代の誰もがタイミング次第で入っても何ら不思議はない。それは逆に、画一化された思想の恐ろしさを意味しているのかも。 彼らの革命精神については、立派だと思う気持ちもなくはない。作られた世の中で、のほほんと適当に暮らしている私ら現代人が正しいなんて、誰にも言えませんからね。世の中について疑問をもつことも少なく、世界で起きていることに批判を唱えるべく立ち上がることもない。平和主義と言えば聞こえはいいけど、本当の平和について考えるわけでもない。でも、やっぱり私は、自分の幸せが大事。やたらと平等な共産主義にも共感できないし。ましてや世の中における自分の役割なんて、まったく興味がないわけで。 ただ、そんな私にとっても、彼らの中の正義を知りえたこと。そして、始まりは正義であったとしても、歯車が狂えば、取り返しがつかないこと。何よりも「あさま山荘」の事件について知れたというだけでも、この映画を見た意味は大いにありました。 最後になりますが、いち映画としても、大変リアルで素晴らしい作品。途中、目を背けたくなることはあっても、退屈することなど全くなく、すごい迫力。まるで自分も同じ場面にいるメンバーかような気持ちで見続ける事ができました。決して楽しい映画ではないけど、1人でも多くの現代人が観るべき作品だと思います。 |
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印象に残った
セ リ フ
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「自分自身を総括せよ」 それに対し、「総括って、具体的には何をしたらいいの?」と素直に発言した遠山が、殺されたことがさらに衝撃的。 |