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めがね

【監督・脚本】荻上直子 【出演】小林聡美 市川実日子 加瀬亮 薬師丸ひろ子 ほか

どうしても「かもめ食堂」のバージョン違いにしか感じられない。
比べると、やっぱり原作がある分、前作の方がまとまってたかも。

オススメ度…★★★/☆☆

   あ ら す じ 

春の浅い頃、タエコは大きなトランクを一つ提げて、とある海辺の町にある民宿「ハマダ」へ。

そこは観光する所もない田舎町、その上、ハマダの近くにいるのは不思議な人ばかり。
毎朝、浜辺で行われる「メルシー体操」、近所でぶらついている高校教師のハルナ、笑顔でカキ氷を振舞うサクラ。

彼らのマイペースさに耐え切れないタエコは、町でもうひとつの民宿「マリン・パレス」に移ろうとするが…

感   想  

 おもしろいか、おもしろくないか。そう聞かれたら、おもしろいですよ。そら、もたいまさこと小林聡美の「猫が好き」タッグですもん。(本作では犬が出てましたけど)。朝起きたら、もたいまさこが正座してるなんて、そんなのおもしろくないはずがない。フィルムのそこここに、くすくすと笑える小ネタが転がっています。

 でもね、やっぱり「かもめ食堂」と似過ぎかと。。。思いきって続編と言ってくれれば、それはそれで興味深いんですが、監督さんは「まったく違う話」と言い切りなさる。それでこのキャスト、この雰囲気、このテーマ。比べてしまうのもムリないと思いません?

 「かもめ食堂」が「美味しそうな食事」をたくさん見れたのに対し、こちらは「美味しそうな時間」がいっぱい(もちろん食事も美味しそうなんですが)。どちらも「贅沢な日常」を感じます。早足で歩いていると見えないナニか。ゆっくり立ち止まって、普通の毎日の中に転がっているゆとりを感じようというメッセージなんでしょう。

 ところがあいにく私は生き急ぐタイプというか、「太く短く」をモットーとしているもんでして。あのハマダでの生活をうらやましいとは感じられなかったわけです。この映画を見て「自由がなにか知っている」とか言われても、「???」という感じ。監督さんと同じタイプの方なら、もっと共感できたのでしょうか。それにしても、やっぱり前作ともう少し違う雰囲気の方が良かったのでは…?(←しつこい!)

印象に残った セ リ フ 

「自由がなにか、知っている」

そのキャッチコピーにひかれて、「自由が何か知りたい!」と思って見たんですけど……
ごめんなさい。全然わかりませんでした。。。
たぶん、監督さんの理想とする生き方と、私のそれにギャップがあるんでしょう。
現に、私、「ハマダ」の生活って、3日でもう「ムリっ!」って思いそうですもん。