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幸福な食卓

【原作】瀬尾まいこ 【監督】小松隆志 【出演】北乃きい、さくら、石田ゆり子

たぶん私にも、気づかないところで助けてくれてる人たちがいる。
たとえ今日辛くても、明日を信じていれば幸せになれる、と思わせてくれる映画。

オススメ度…★★★★★

   あ ら す じ 

始業式の朝、家族の食卓で突然「父さん」が口にした意外なひとことから、佐和子の中学校生活最後の1年は始まった。

「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」

中原家は、教師の「父さん」、専業主婦の「母さん」、兄の「直ちゃん」、そして佐和子の4人家族。
ごくごく普通の家庭に見えた一家は、3年前のある日、「父さん」の心が突然崩壊したことから、少しずつ歯車が狂い始める。

優秀だった「直ちゃん」は大学進学を辞めて農業をやり、「母さん」は家を出て一人暮らしを始める。
そんな中、佐和子のクラスには転校生の大浦君が現れ、直ちゃんの彼女ヨシコが家に来るようになるのだが…

感   想  

 なんてみずみずしい!なんて素直で、なんて希望に満ちあふれた映画なんでしょう…!なんだかものすごく切なくて、同時に、ものすごくあたたかい気持ちになりました。たぶん原作そのものが素晴らしいんでしょうけど、脚本や演出や演技…、そのすべてに嫌みがなくて、とても気持ちのいい作品でした

 観終わって一番に感じたのは、「明日を信じている人の人生は絶対的に素晴らしい」ということ。未スチルの歌にも出てくるように、生きていれば、希望の数だけ絶望も増えるもの。それでも、明日は何が起きるのか?と期待しながら、「今日」を楽しく生きて行きたい。なんて、だいぶ青臭いことを恥ずかしげもなく書いちゃいましたが…。

 また、どんな形であれ、私を支えてくれている家族や友達、その他すべての人に、心から「ありがとう」とも思えました。その人たちがいてくれるから、私の人生は不幸になるはずがない、みたいな。いやはや、ここまで清々しくて、前向きな気持ちになれる映画だとは…。正直、やられましたね。

印象に残った セ リ フ 

「すごいだろ。気づかないところで、中原(主人公)はいっぱい助けられてるってこと。」

大浦君、かっこよすぎ。こういう男って、めちゃめちゃ理想的だけど、なかなか現実にはいないんですよね〜。
ワタクシ、三十路を超えているにもかかわらず、ほれそうになりましたよ。(ちなみに大浦君は中坊です)