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素敵な夜、ボクにください

【監督】中原俊 【出演】吹石一恵 キム・スンウ 関めぐみ ほか

“カーリング”以外に目新しさはほとんどなく、
まるで10年前のラブコメを観ているようでした。

オススメ度…★★/☆☆☆

   あ ら す じ 

東京で活動するも、わがままな性格が災いし、まったく売れない女優のいづみ。
ある夜、韓国のトップスターと一夜をともにし、有名になる道をつかんだ!
…かと思いきや、彼はただのそっくりさんと判明。

だが、彼がカーリングの韓国代表選手だったことから、彼をコーチにして、故郷・青森で幼なじみらとチームを結成。
カーリングで五輪に出ることで、有名女優になろうと決意し

感   想  

 一言で言うと、この映画には“花”がない。

 最初はダメダメだったチームが、徐々に上達するという点では同じ展開でありながら、その点が「フラ・ガール」とは決定的に違うんですよね。じゃぁ、「ウォーター・ボーイズ」や「スウィング・ガールズ」と同じかというと、それもまたちょっと…。あのシリーズには“若さ”とか“パワー”とかがみなぎってましたからね。一方、こちとら吹石一恵とキム・スンウときたもんだ。“青春”とか言ってる場合じゃないワケですよ。二人とも悪くはないんですけど、なんかパッとしないなというのが正直な気持ちですね。

 ただ、不思議なことに、それほど退屈ではなかったです。やっぱり“カーリング”という未知なるスポーツの存在が良かったんでしょうか。斬新な画面構成も、ハラハラしちゃうようなストーリー展開も特にないのに、途中で眠くなったり、早く帰りたいと思うこともなかったんですよ。まるで昔のラブコメをあらためて観ているような、落ち着いた気分で鑑賞できました。

 あと、“カーリング”のルールも少しは分かるようになりましたよ。ただ石を投げるだけでも結構難しいらしく、カーリング娘。のスゴさを実感できたというか。……まぁ、この点に関しては『だからどうした!?』って感じですね。

印象に残った セ リ フ 

「素敵な夜、ボクにください」

いや。あれだけ繰り返して聞かされちゃぁ、ね…。